Blog — AI導入の現場から

生成AIで議事録を自動化する方法——具体的な手順と使えるプロンプト付き

野口渓太·

議事録作成は「時間がかかる・後回しになる・品質がバラつく」の三重苦です。 生成AIを使えば、会議の録音から議事録の草稿まで20分以内で完成させることができます。 手順とプロンプトを具体的に解説します。

全体の流れ

  1. 会議を録音する(スマホ・PC・Zoom録画など)
  2. 文字起こしツールでテキスト化する
  3. テキストをChatGPT/Claudeに貼り付けて議事録を生成する
  4. 担当者が確認・修正して完成

STEP 1:録音する

スマホの録音アプリで十分です。Zoomを使っている場合は録画機能をONにすれば自動保存されます。 録音品質は「話し声が聞き取れるレベル」であれば問題ありません。

STEP 2:文字起こしする

無料〜安価に使えるツールとしては以下があります。

  • Notta(月5時間まで無料・日本語精度が高い)
  • tl;dv(Zoom/Google Meet連携・自動文字起こし)
  • Whisper(OpenAIの無料モデル・精度が高い)
  • Zoom / Teamsの録画文字起こし機能(有料プランに内蔵)

STEP 3:AIで議事録を生成する

文字起こしテキストをChatGPTまたはClaudeに貼り付け、以下のプロンプトを使います。

以下は会議の文字起こしテキストです。 次の形式で議事録を作成してください。 【議事録フォーマット】 ■ 日時: ■ 参加者: ■ 議題: ■ 決定事項: ■ 次回アクション(担当者・期限): ■ 議論の要点(箇条書き): --- [ここに文字起こしテキストを貼り付ける]

1,000〜2,000文字程度の会議であれば30秒以内に草稿が出てきます。 長い会議の場合はClaudeを使うと1時間以上の文字起こしも一度に処理できます。

STEP 4:確認・修正して完成

AIの出力は必ず人間が確認します。特に固有名詞・数字・決定事項は誤変換や解釈のずれが発生しやすいです。 ただし「ゼロから書く」作業がなくなるので、修正込みでも作業時間は従来の1/3〜1/5になります。

「作る時間」ではなく「確認する時間」に変わる。これが議事録自動化の本質です。

よくある質問

Q. 議事録自動化に必要なツールは何ですか?

文字起こしツール(Notta・tl;dv等)とChatGPT/Claudeがあれば基本的な自動化が可能です。

Q. AIの議事録はそのまま使えますか?

固有名詞・数字の確認は必要ですが、「ゼロから書く」作業がなくなるため作業時間は大幅に短縮されます。

Q. 録音・文字起こしに個人情報上の問題はありますか?

参加者への事前説明と同意取得が必要です。機密性の高い会議ではクラウドツールの利用規約も確認してください。

野口

野口渓太

中小企業向け生成AIコンサルタント

AI学習・実践 年間4,000時間以上。議事録自動化をはじめ、業務特化のAI活用を現場に導入してきました。

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